明日から10月です。いよいよ季節も秋めいてきました。
今年の春は、節電でいつもよりさらに暑い(と感じるであろう)夏を前に、しっかりと仕事を積み上げておこうと動きましたが、その時に仕込んでいた仕事も仕上がりつつあり、これからまた暫くは過ごしやすい季節なので冬以降の仕事を仕込んでいきます。
9月からの新たなスタートを切って、さてこれから順調にやっていくぞ!といきたいところですが、首相が替わり、個人的には3.11以上にさらに緊張感を高めています。
特に震災復旧、復興という一時的な出費に恒常的な増税で対応、しかも法人税や所得税といった基幹税から徴収しようという意図がまったくわかりません。そもそも8割にならんとする企業が赤字なのに実質的な税収が期待できるのでしょうか。どじょう内閣で泥臭くやっていくということですが、この先、結局泥だらけになるのは恐らく国民のほうであろうと感じています。
しかしながら、それ以上に、もはや誰が議員や総理をやってもほぼ同じ、つまり上手くいかないだろうなとも感じています。先日とある打ち合わせの席で、日本のOSが古くなってしまっているんですよね、という話を聞いて、まさにそれだと感じています。
そうなってくると一度どこかで、これまでのことは無かったことにしよう、といった過激な変革の時期を通り抜ける必要があるのかもしれません。いまはその準備や覚悟をしています。
なぜそう思うのか。
それはここ数年を振り返ってみて実感していることでもありますが、たった数人の会社ですら改革は思う様には進まないという事実。そしてなによりも、何事も結果が出るまでに年単位の粘り強い取り組みが必要だということです。
しかしながら悲観しているわけではありません。覚悟が定まれば案外いろいろなことが回り始めるものですし、物事も望む方向に動いていくものだと思っています。
それに、これはもうホントに政治家や評論家に限らずだと思うのですが、なんでも反対ばかりの人や、こうすれば上手くいく的にフラッシュアイデアで改革が実現できると思っている人、また、有り余る資源を目前にして、ちょっとでも上手くいかなくなると、もうダメだとばかりに悲観に明け暮れたり、逆に予め、過剰なまでにストレスや障害を忌避したりといった人が多いように思うので、そうやってみんながみんな、甘く混乱している状況であれば、案外今の時代というのは、ちょっとの努力でもの凄く伸ばすことができる絶好の機会、競争相手が少なくて楽な時代なのかもしれないな、などと思っていたりもします。
先頃、企画から製本までまるごとお手伝いさせていただいた本ですが、カバーの袖にある本文引用をそのまま掲載しておきたいと思います。
ひとたび自分が預かった会社は絶対に発展させねばならない。(中略)「何としても二階に上がりたい。この熱意がハシゴを思いつかせ二階に上がる階段をつくり上げる。上がらなくてもいいと考える人の頭からは、決してハシゴは生まれない」と。
これからの課長の仕事 社員が「わくわく元気」になる農耕型企業風土 園山征夫 ネットスクール 2011-09-01
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さて、来月14日には、移転のドタバタ時期にかねてより一段落したら行こう!と計画していた温泉へみんなで社員旅行に行ってきます。
単なる慰安旅行ですが、一つはどんなに多忙でも(実際、半端ない仕事量ですが)そういった余裕というか遊びを予め織り込んでやっていける会社にしていこうという決意と、日頃みんな集中して仕事をしているんだけど、今は一人として同じ役割の人がおらず、今後もさらなる横連携が重要になってくるので、職場や仕事を超えて単純に人としてのつながりももっと大事にしていこうというような考えです。
というのも、最近のサークル活動的な濃密すぎる職場環境は自分にはちょっとという感じですが、逆に自分は仕事ばっかりであまりにドライすぎると反省してて、地味にそういったところを変えていこうと思ってます。ゴルフとかやればいいんだろうなぁ。
しかし、今はすっかり男所帯になって(男5、女1)で、酒もいける若い人たちなので、自分はそういった点では気も楽でいい感じです。運転手として、みんなを乗せて移動する予定です。
当然、事務所は1日お休みにしますので、予めお知らせいたします。
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