割と小心なので、いつもできていないことに着目しては「ダメだ」「できてない」と、自分を責めがちです。そして、このブログもそういう点に着目した苦悩ネタを売りにしてきました。

苦悩ネタって心情をダラダラ吐露するだけなので書くのは簡単だし、人の不幸は蜜の味というわけで、見せ物として読者もそこそこ集まりました。ただ、あんまり書きすぎると身内は心配するし、いつの間にか自家中毒で自分はもうダメだぁという気分になってしまうしで、ちょっとやり過ぎたなと反省しています。

国家財政も怪しいというこの時代、経営者としては、1.会社を潰さない。2.給料を用意する。3.借入を返す。この3つだけでもトテツもない大事業を成し遂げているわけです。その上でしっかり黒字決算できるなら誰に文句を言われることもないでしょう。

また、経営者であるとともに、自社の大株主でもあるわけで、資本金として大金つぎ込んでいる以上、しっかり回転させて儲け出させるべく経営者の自分の尻を叩いています。儲かるように、もっと頭絞れと。

モノや仕組みがなかった終戦直後とは違うので、ガムシャラに何でもやればいいっていうわけではないですが、成熟しているからこそ、切り替えるところを果断に、そして新しい考えを頭を絞って考え抜く必要があると思っています。

それにしても、ここ2年ぐらい、長いトンネルを通ってきた感じですが、黙々と前を進んでいたお陰で、ようやく出口が見えました。立ち止まらなくてよかったです。

しきりに先行き分からない時代だと言われてますが、自分にはちょっと先まで見えてます。お先に。