また実績紹介に戻ります。

昨秋の仕事です。夏頃に急遽依頼をいただきました。最初はオリジナルテキストの編集制作というところから始まったのですが、最終的にはウェブサイトの再設計構築からサービス紹介のチラシの作成まで制作物をトータルで担当させて頂きました。

教材は受講生がダウンロードして印刷できるようにPDFです。

途中、実際のサービスを試してみて欲しいということで、オンライン英会話サービスの様子を間近でみることができました。旅行や出張前に、短期間で英会話をというときには最適なカリキュラムだと思います。今ではフィリピン人を使った格安サービスもあり、品質や信頼の部分での差別化を図るという点で、今回のオリジナルテキストの存在は重要でした。どうやら最初に受けた制作会社さんのデザインがイマイチだったようですが、この点はウェブと紙との違いというのは如実に表れるなと改めて認識しました。

とにかく時間がない中で、テキストをゼロから作るというのは相当難儀しました。それに加えて通常お取引させて頂いている出版社の方々とは違うので、制作工程の説明や著作権関係の契約書の用意まで手配が必要でしたが、執筆の大島先生が本当にプロフェッショナルな仕事をしてくださったのと、担当の方々がさすが商社マンだなと思う段取り力で、私どもも今までの経験が活かせてひとつ大きな自信に繋がりました。

＜余談＞

今回は、現場を徳永くんに全部任せたのですが素晴らしかったですね。日頃からディレクションとは、と大言壮語しているだけあります。この仕事を通して、彼を単にWebディレクターとしての仕事に留めてはもったいないと思いました。

正直なところ、当社としても制作系の仕事なども営業して仕事を増やさないと会社としても厳しいのが実情ですが、そういったただ作るだけ系の仕事だったら、それこそ彼なら大手制作会社から引く手あまたなわけで、そこは心を鬼にしてというか、彼には企画提案で仕事をつくる部分から楽しく頑張ってもらうことにしています。ま、売上が欲しいという点では、社長としてはやせ我慢ですな（笑）

もちろんウェブの受託制作の仕事しないということではないので、これはというものがあれば是非徳永に任せて貰えたらと思います。大型案件でも小型案件でも、コストとスピードを徹底的に意識して本当に良い仕事します。

ひとまず当社としては、この案件を仕上げられたことでメディア事業部としても、ひとつ大きな自信が持てました。