インプレス社と共同開発中のスマートフォンで読みやすい本「ImpressQuickBooks」の第3弾として6冊リリースしました。

今回の本は、ダイエットや健康に関係するテーマでとても実用的かつ意欲的な2冊。そして、お互いに起業、経営者として活躍されていた若い夫婦が奥様の闘病をきっかけに何を考えどう行動したのか、夫婦それぞれの視点で語られた手記、Windowsの開発者として著名な中島聡氏が昨年ブログに書いたブログ記事がきっかけで当時の菅総理に会いに行った話、さらには圧倒的なアクセス数を誇る2ちゃんねるまとめサイトの管理人さんのはじめて書き下ろしと、ちょっと読んで見ようかなと思えるようなテーマを意識して様々な企画をご用意いたしました。

今回から販売店は9店舗になりました。発売は13日(金)だったのですが、残念ながら紀伊國屋書店さんではまだ並んでいません。事前に推薦販売書店さんとして著者の方々には、紀伊国屋書店さんを推してプロモーションをしていたのでご迷惑をおかけしてしまいました。
#発売が遅れている原因はISBN登録でシステムエラーがあったためと連絡がありました。

しかし、まったく宣伝していなかったセブンアイネットショッピングさんで発売直後にランキング入り、現在も森さんの新刊「お腹を凹ませたい?だったら腹筋運動なんかやめちまえ!」が1位、柴田さんの「キレイに痩せたきゃ炭水化物を食べなさい」が9位となりました。

ご購読いただき本当にありがとうございます。

先日のエントリーで「電子書籍」とか「電子出版」とか言うのを止めると書きましたが、今回のいろいろなことで、その思いはますます強まりました。

裏で関係者の方々も努力してくださっていますが、でも本を書く人、本を読む人に「なんだこれ」と思われたら、どんなに頑張ってもこの分野が発展することはないと思います。

本当はこの週末にも今回の件でもブログに思うところを書こうと思っていました(本当はもっとたくさんいろんな事件が起こってる)。しかし、そんな言いたいことを言っているだけの批評家、批判家になってはいけないと思いとどまりました。私は実務家なので結果を出して始めて仕事をしたことになりますので。

このプロジェクトでは、スマホでサクサク読めることを考えて、ワンテーマに絞り、文字量を抑えめに、また新刊ですが販売価格を「カフェ1回分の価格」と設定して新刊を作っています。これで2月から毎月発刊して販売アイテムは20冊になりました。すでにもう10冊は予定にいれてありますので、来月もまた販売します。

そうやって実際に作って売ってみて感じることはいくつかありますが、紙の本をデジタル化する以外にも、スマホで読める本を考え抜くことには価値があるとの思いがさらに強まってきました。スマホで面白く役立つ内容をサクサクと読めるようにしたいと思います。特に、そういう本をたくさん用意して「売れる」ようにしたいと思います。

そのためにできる策を本を作る以外にも提案して実行していくことにしました。