新しい企画の仕込みと新刊の準備を進めつつ計画を詰めています。

・大量に作る仕組みと体制
・面白く役立つ企画

の2つを実現すべく動いていますが、まだこの2つの課題が未分化、未整理の状態が続いています。本日から助けを得て、これらの状況を整理し具体的な実現計画に落とし込みます。

計画を考え抜きますが、それ以上に、実際に作って検証し、関係者に会って実情を伺い、手を動かし足を運んで、すべてにおいて「現実」を素直に見て聞いてと、考えたことをすぐに実行して「検証」することに集中していきます。

新しいことを実現させるために必要なのはなによりもスピードなのですが、そこで求められる行動は「検討」ではなく「検証」です。

恐らく社内も今後朝令暮改の毎日なると思っていますが、顧客の要望にあわせて社内を混乱させ、その混乱の整理作業の中からしか新しい「付加価値」は生まれないと思っています。

新事業を立ち上げる経営者として10年近く挑戦してきて、なかなか立ち上がらないのは、その無理をお願いする意志や覚悟が自分に欠けていたということがわかりました。昨日までは、まだ試験事業という意識でしたが、今日からは来年の自社の収益事業の柱にすべく徹底して実行していきます。

まずは混乱した中でも頑張ってくれている社員が報われるように、そして社員が全力で執筆者や制作関係者と喜ばしい結果を生み出せるように、結果的に事業として多くの電子書籍関係者の生活が物心ともに潤うように、そういった観点から考えても、事業化を達成するためには、収益規模ももう少し大きな絵として書いていくことが重要と考えています。

具体的に示すべき社会的な意義や目標値としての数字は持っていますが、上記の2課題を整理して実現可能な計画に落とすことが先だと思っています。 なにより本日楽天koboの広告を見て、三木谷社長の何分の一かでも、見習って実行あるのみと決意を新たにしました。