周囲がお盆休み突入ということもあるのですが、先週末まで膨大な作業が発生していて、この週末はその過労でさすがにパワーダウンしていました。加えて今週は、仕込んでいたことが動き出すまでの熟成時期として動きを押さえています。人事を尽くして天命を待つではないですが、やることはやりましたので、あとは時期を待つのも大事な仕事と思って多少の辛抱です。

一方で順調なこともいくつか。幸いにして、こちらの方が多いです。

電子書籍の編集制作者を探す件、お陰様で順調に進みました。RT頂いた皆さまありがとうございました。すでに仕事の依頼を始めております。いずれも当初の狙い通りのアラフォー女性の方々です。本日もうち1名の方と面談をいたしましたが、それこそ私が思い描いていたドンピシャのキャリアの方でした。この後、まだ紹介頂く人が残っていることもあり、また今後も案件が増えたとしても、どのように増員をしていけばよいのか見通しが立ちましたので、一旦締め切ろうと思います。

この電子出版の仕事に関しては新しい動きが生まれました。これはデジカルとしてもImpressQuickBooksに次ぐ新たな展開となります。どういう仕事なのかは秘密保持の関係で公表できませんが、デジタルファースト電子出版に関して、また1つ新しいビジネスの端緒をつけることができました。さらに先日もブログに書いた本作り支援としてのハイブリッド出版についても、企画骨子や事業展開方法などの詳細が詰まってまいりました。

これらの新しい動きに関しては、 どこまでブログに書いていいのかわかりませんが(いや実際何も明かせませんが)、先に書いた電子書籍の編集制作スタッフで集めているアラフォー女性の方々とは異なり、30代中盤の男性を中心として、いま自分が立ち上げを模索しているビジネスモデルを磨き上げるために、具体的な案件のご紹介や、企画ブレストや実務面でもご協力して頂いており、この数々の出会いには大変感謝しています。

そういった紳士協定の方々には基本的に今自分が考えているビジネスモデルはフルオープンにしていっていますが、開陳しているモデルに関して評価の声を頂いており、この分野で興味がありながら取引関係のない方々の率直な意見なので、少なくとも単なるリップサービスではないだろうと、現在模索しているものは確度の高いビジネスモデルなのだと自信を深めています。

次に考えていることは、どの段階で事業としてブースターをつけて点火すべきなのかということです。まだ種の段階ですが、現在のような混乱の時代はスピードが勝負と考えています。あれこれ「どうしよう」などと逡巡した瞬間に、絶好の機会を逃してしまうだろうと考えています。焦る必要は全くないと思っていますが、逃したことを後悔することだけはしたくないなと考えています。つまり、あのとき自分も同じ事を考えていたんだよな的な昔話をしたくないということです。

どうしても話が電子のことばかりになりますが、「紙」の仕事も手を抜いているわけではありません。こちらは実は大変なことになっています。若い玉造くんに奔走してもらっていますが、先月から殆ど休日返上で働いていてもらっていて本当に頭の下がる思いです。お陰様で彼自身もデザイン案件を複数頂けるようになってきていて、そのためもあって大忙しなのですが、私としてもなんとか1日でも休日を与えたいと、こちらも電子同様に外部の協力スタッフを集めて対応しています。実は今回数年前に退職した社員にも手伝ってもらえていて、この点でも本当に感謝に堪えないところです(と同時に、その点で返す返すも3年前の自分の経営を恥じ入るばかりです・・・)。

この紙系の仕事に関しては、今月から新しく進行管理部分を担当してもらうため1名仲間を増やしました。まずは紙系の仕事をしっかりと整理して、その後に電子系の仕事も整理してもらう計画にしています。すでに萩原さんの打合せに同行を始めて貰っていて、バリバリと整理を初めています。

第10期になって2週間。今までになく静かに動いています。ここ数年、赤い燃えさかる炎のようにやってきましたが、実際のところ会社を暖めるのではなく、真っ白な灰のように燃え尽き一吹きで飛び散ってしまうことになってしまいました。これからは絶えず青い炎をイメージして効率的な燃焼を意識していやっていこうと考えています。