電子書籍編集者募集の件ですが、さっそく応募頂いた方と仕事を始めることになりそうです。決め手は、冷静な状況分析とコスト意識そしてなにより「本に関することならなんでも”やりたい”です」と仰っていたことです。ちなみに検討しているのは電子と紙のハイブリッド企画です。
「なんでもやります」ではなく「なんでもやりたい」というのに共鳴しました。同年配だと思いますが、我々の世代40代前後って、本の企画からDTPまで器用にやれる人が結構いると思うんですね。特に女性で。
ちなみに面談した方とは、サイボウズLive上で本や電子書籍に関することを熱く語って頂いています。私自身もう散々「紙が、電子が」と10年ぐらい話をしてきたので、いまさらそういった議論をするつもりはなく、また本に関しては、紙の本を趣味で読む楽しみも残したいと思っていて、どちらかというと出版については、電子出版で新しい産業を作るのだと思って取り組んでいます。
今の残念な日本経済の状況の中で、極めて微々たるものですが少しでも新しい雇用を作るために電子書籍の事業を進めていきたい考えです。いち零細企業経営者として、そこに面白みを感じています。個々の電子書籍の企画を考えることも楽しいですが、よりそちらの方に面白みを感じていて、それらを実現するためにも実働として本を作る現場で協力をして頂ける人を集めています。
ある程度の時間はかかるとは思いますが、なるべく早い段階で事業としてそれなりに関係者が潤うようにしていきたいと考えています。
まずは末端の仕事をする人がどれだけ必要かを算出しました。それらを統括する人はわずかで構わないと考えています。
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