今日はたまたま著者の皆さまへの月次報告日でしたので、Kindleのお知らせを差し上げました。本当にいつオープンするのかは直前まで当事者にも分かりませんでした。

皆さんそれぞれにブログを書いて頂いたり、ツイートして頂いたりして頂きましたが、同時にプロモーションはどうなっていますか?という返信も複数頂きました。

急ぎ現状の状況説明や状況に応じたご返事を差し上げましたが、実際のところ書店の新規開店(まだ控えています)や企画制作出版システム構築で手が一杯で、そこまで対応が追いついていないのが実情です。

パートナーのインプレスの方々にもお伝えして、課題を共有し検討を約束頂きましたが、私は電子出版社が担うべき役割の半分は、ここに求められるだろうと考えています(残りの半分は出版までのサポートです)。

ある著者の方から「Amazon Kindleの登場は喜ばしいことですが、一方で、”電子書籍”の特異性や新奇性も同様に失われているように思われます。」とのコメントを頂きましたが、本当にそう思います。もう本当に”電子”だからという言い訳が通用しない状況に切り替わったと思います。そういった意味で、ようやくオープンしてくれたという思いはありますが、単純にやった〜!と喜べません。責任重大です。

今日は席替えをして電子出版事業部の1人島を作りました。当然、この大事業は1人ではできません。いろいろなことを手伝ってもらう必要があるのですが、まず何よりも、虚心坦懐に著者の皆さまからのご要望を受け止めることからと考えています。そしてSNSへの距離感を計り直していた理由はここにもありますが、これまでの知識と経験を動員して、まずは自分で対応対策を考えます。

その上で何を手伝ってもらうのか自分の頭を整理して緻密に分解し説明する準備を始めます。すでに前半部分の計画書は作成してほぼ完成しているのですが、これから後半部分の計画書を作成します。

来年の3月に一つの結果を出すべく動きます。