本日も1件、電子出版の相談がありました。プロの漫画家の方です。

いろいろと実情をお教えしましたが、しっかりとお伝えしたかったのは当社の場合、制作費で大きな利益を頂くつもりがないということです。

電子書籍データの制作については取引先を絞っています。その会社に依頼すればリーズナブルに制作ができるためです。いま大連の企業から一生懸命営業されているのですが、その日本の会社は技術力、実績、価格ともに中国に勝っています。

今後も、その会社と一蓮托生だと思って1社購買にこだわりたいと思っていますが、今の時代はそれが正しいことだと考えています。

制作費について、一生懸命ディスカウントを頑張っているところもあるようですが愚かなことだと思います。

また、この経済的な大断層の時期に、少額取引にも関わらず、いちいち相見積なんかとっている担当者もいるようですが、事業経営が何も分からない担当者に大事な取引先の開拓を任せてて大丈夫なんでしょうかね。未だに尊大にも発注者という意識が抜けていない編集者もいるようですが、哀れなことだと思います。

ホームページ制作会社のように、これからも雨後の竹の子のごとく様々な制作会社が出てくるでしょう。その点で悩まなくて良いということ、それ自体が大きなリードだと考えています。