昨年11月18日のエントリー「【メモ】出版社を創る その1」の続報です。テスト誌の制作に着手しました。

今夜は、そのメインコンテンツの一つとして、風力発電の権威である足利工科大学長の牛山先生とスマートハウス研究の第一人者、W3Cのサイトマネージャでもある神奈川工科大の一色先生との対談をお願いしました。

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一色先生にはIQBで夏野さんとの対談でお世話になって以来、電子出版の普及のためと一肌脱いでくださっています。この出版社立ち上げ計画はフリーランスコーディネーターの笹川さんとの共同プロジェクトとして昨年の秋頃から稼働させています。

福島の原発問題以来、多くの人がエネルギー問題に意識を向けるようになっていますが、実際のところ、これから何をどう考えていけばよいのか。反原発と節電、再生エネルギー普及促進の掛け声の中、未来の日本を支えるエネルギー技術開発の研究者、事業経営者を育てる一助となるよう、地に足の付いた(でも中高生でも面白く読める)書籍の発刊を目指していこうと考えています。

3時間にもわたる対談からは、省資源国ニッポンの衰退する姿ではなく、自然エネルギーリッチな国日本の明るい未来が語られました。日本人は有益な人材を無為に流出させている現実を見据えつつ、もっと自国の文化や技術、風土に誇りを持つべきだと思います。

今回つくる新しい電子出版社も現実的な出版の問題点を解決しつつ、電子書籍の価値を夢ある形で面白く実現していこうと思います。

初夏にはテスト誌を完成させて、事業展開のための資金調達を始めたいと思います。

一色先生と夏野さんの対談本はコレ↓です。

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