小規模な組織を機動力よく運営することが目下最大の課題です。

いきなり物騒な話ですが、戦闘のイメージって、大多数の人はせいぜいベトナム戦争のようなものだと思いますが、現代の戦闘はQCBが主流です。ナショジオでその特集をしていて(日本じゃこういう番組あり得ないよね)、見ているうちにこの戦闘の変化は、大プロジェクトでみんなが始業ベルとともに一斉に取りかかる仕事の方法から、小さなプロジェクトをタイミングよく次々に動かしていく小組織の時代への変化と、ほとんど相似形だなと思いました。

以前も書きましたが、元を辿れば現代の巨大なビジネスを支えているロジスティクスやマネジメントの手法も、先の大戦でアメリカ軍のエリートが考え出したものです。随分昔にヨーロッパ戦線の爆撃隊の白黒映画を見ていて、なんだこの部隊運営って全部今のビジネス書で語られてるマネジメント手法じゃないか?と驚いたことがあり、それ以来、ビジネス上のいろいろな進化は原点を辿って見るようにしていました。

それで番組をみていてCQBのキーワードは、そのまんま現代のスピードの速いビジネスで不可欠な要素と同じだなと思った訳なのですが、機動力溢れる組織運営を実現するためには、知識もさることながら、最新の装備と日々の弛まぬトレーニングが不可欠と理解しました。

以上、物騒な話をしましたが、要するに結果を出すチームにするためには、そういった訓練をする環境と実践で結果を出せるような装備を整えなければならないわけですね。

なるほど、と思ったので設備投資とともに社内で勉強会をすることにしました。