随分時間が経ってしまいました月が改まる前に。

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年初より準備の進んでいた青年部の茶会は盛況のうちに万事滞りなく挙行できました。前のエントリーでも書きましたが、年中行事で総会に続く大イベントが無事終わりましたので、しばらく事業経営に専念させて頂くことにします。

わずか半年ばかりのことですが、準備を通じて役員の皆さんと濃密な時間を過ごすことができ、先生方にも多少なりとも顔を覚えていただくこともできたので世界が立体的に広がりました。

仕事ともネットとも接点がないご縁を頂けたことはとても得難いことですが、加えて組織経営の新しい視点と実務経験を積むことができたことも大きな収穫でした。

お願い お礼 お詫び

先代の部長の皆さんに教わった具体的なリーダシップの手法ですが、これってサーバントリーダシップの具体的実行論じゃないかと思いました。裏千家茶道のビジョンは極めて明確で、お茶は一人ではできない、茶道を通じて豊かな世界を一緒に作りましょう、というものなのですが(だと思っているが)、じゃあどうやってリーダーはその仲間作りを実行するのかということを、この3つの言葉が教えていると思います。

これまで大きな組織をまとめる具体的な手法を知ることができなかったのですが、今回その要点部分を実務で経験させて頂いき、なるほどここがポイントなのかということを実感できました。これで会社の組織を大きくする自信がつきました。

改めて日本の社会文化、組織文化は世界的に見ても、とてもきめ細やかでかつ高度なものだと感じました。グローバル化に遅れているんじゃなくて多分に進みすぎているんです(逆にいうと泥臭くやることは忘れている)。

偉そうに分析していますが、3つの「お」どころか、つい最近まで「俺様怒る」の余計な2つの「お」しかなかったわけで、そりゃ会社も成長しないわけだと腑に落ちました。