ランサーズに依頼していたのはネーミングなのですが、300件以上も応募がありました。よい案があったので採用しました。1万円です。

これは使い方次第だな、と思ったのは大量にアップされてくる案を見て、NGをリストアップする手間が省けたと思ったためです。良いものを安くアップしてもらおうというよりは、不要なものを判断するために、みんなにダメな案を考えてもらうという方法はありだと思ったのでした。

様々な人が様々な思いで参加しているので、必然的に目線が低めに保てるということでしょうか。安直に考える人、センス無い人、数打ちゃ当たると思っている人、とにかくごった煮でしたが、それが面白いと思いました。これはない!というものがあると、これはいいな、というのが引き立つというか。

これまで人には100ほど案を出せと言ってなかなかできなかったことが簡単にできるようになりました。1万円です。

よかったので、ランサーズで引き続きロゴも作成してもらうことにしました。応募開始して30分で1案あがってきて驚くというより笑いました。

フリーランスの方々が驚異と思うのか、こんなのダメだとか、いろいろ議論されているようです。いい仕事は予算額が大きいと、そういう考えの方が多いようですが、まぁ当面はそれで間違いないと思いますが、5年後もそう言えるのかどうかですね。そもそもその予算の原資はどこの何かということを考えてみればわかることですが。

今回依頼をしてみて、低予算で良い仕事をしてもらうためには、相当の仕事力が試されるなぁと思いました。これもまたマネジメント側が、いわゆる管理職的な頭では生き残れないということを示していると思います。

この10年で仕事の環境は激変だと思ったのですが、ここに来てその加速度合いが半端じゃない感覚です。追いつくのに必死です。