世の中の空気感が上向いているので、攻めの時期だと思います。だからこそですが、いま「仕組み」を作れるかどうかが、この先しばらくの趨勢を決めると考えています。

ところがこの「仕組み」を作る仕事が、とてつもないハードワーク。想像以上のハードワーク。自分は物事を考えるのはそんなに苦ではないと思っていましたが、そんな程度じゃ済まないレベルの努力を求められているのを実感します。

いよいよHow toじゃなくWhatが求められる時代だとわかっていても、日々の仕事に追われると能率を追い求めてしまい、効率を考えた仕組みに切り換えられない。緊急じゃないが重要な課題に取り組むことの難しさ、正しく考え正しく取り組んだとしても正しい成果がでないかもしれない不確実性。

それでも、何を目指して努力すればいいのかが少しわかってきました。言葉にすると非常に陳腐ですが「幸せにする仕組みを作る」ことが目的です。 そしてその実施は綺麗事の評論では済まされない泥臭いものであり、その努力は必ずしも報われないということです。

ただ事業経営というのは、そういうことが道筋として見え、実践ににともなって結果がついてくると本当に辞められない面白さがあります。これは企画した本が売れたとかとは違うレベルの面白さです。

本日は経営会議でしたが、創業来初の11ヶ月連続の好業績も話題にならないほどに、次の課題に集中した文字通り建設的な会議となりました。

来週は、水面下で動いていた別のプロジェクトも稼働し始めます。いよいよ「仕組み」作りも正念場。さらに働きます。