という質問に「あなたは給料をどのようにもらってますか? つかみどりですか? くじ引きですか?その単位は%ですか?ドルですか?円ですか?」と、聞き返すようにしています。

いま読んでる本に書いてあって、読みながら笑ってしまいました。うまいこというな。

この話と同時に売上のことを「お買上高」と社員に説明をしているとのことで、世の社長さんはみな手を変え品を変え、数字で会話することを徹底するのに知恵を絞っておられますね。

お客様にどれだけサービスできたのか、その積み上げが売上ですから、これほど単純な話はないのですが、どうすれば対価をいただけるだけの満足いくサービスを提供できるのか、それを考え実行するのが大変難しく非常に面倒臭い話で、その実行がこれまた驚くほどみな甘いわけです(自分がお客様だったらすぐ怒るくせにね)。

このときに何を実行すればいいのかわからない、というならそれは方針や段取りを示さない(示せない)経営者の怠慢で、そうでないならば実行すべきことを実行していない社員の怠慢です。

赤字会社はたいていどちらも怠慢で、それを改善できるのは社長のみ。経験者談です。

翻って言えば、日頃から自分たちの仕事を数字で語れない会社は仕組み的にも相当ヤバイということですね。