このブログのカテゴリには、ウェブサービス開発に着手し盛大に頓挫した手痛い失敗を絶対に忘れないようにと、その後の事業再生記録を「100日計画」として残してます。

借入もこの11月で大きなものが1本終わり、来年3月でもう1本終わりますが、そうするとキャッシュフローも大幅改善します。まだ債務超過ですが、もうまもなくで美しいB/Sと再会できる計画です。その日が大変待ち遠しいですが慌てずコツコツやります。

前期までは念のためと借入しましたが、結局手つかずだったので今期は借入をしない前提で、しかも社長は出向かず取締役に銀行を回ってもらいました。借りないのに銀行を回るというのは面白いですね。自社がいったいどういう評価なのかがよく分かります。

回った結果、やはり条件が悪いので借りませんが、次に晴天になったらタダで傘を借りる手はずを整えて、でもそぶりだけ見せて借りないという方向で進めたいと思います。これでいつでも安心です。同じように、上場できるような堅固な組織にして上場しないという選択です。資金が必要な(成功する確立が高い)事案が整ったら、身近な人に儲かってもらうために出資を募ろうと思います。

なにしろ今いる社員が楽しくやるのが一番で、その上予定以上に儲かったら茶室や茶道具を買う計画になっているので、赤の他人にいちいち面倒な説明が必要なIPOとかやれません。

最後の経営の神様と言われている稲森さんが、今まで一度も長期経営計画を立てたことがないそうです。それでも年度計画は立てているということでした。ということは、要するに360日先まで読めるようになったら経営者合格と自分なりに目標を設定しました。

実際360日の逆算は今の自分には無理で、それでも100日から少し駒を進めて、今回は逆算期間を180日と決めてプロジェクトを進めることにしました。

今日はそれを紙に書いたものを社員に渡して説明したので、恐らく計画通りに進むものと思います。今回は事務所の移転がプロジェクトの大きな目玉ですがデジカルの看板自体も新しく掛け替える予定です。