(裏面)年賀_20131226_電子出版事業部

昨年秋にはホームページを公開してご案内をお送りする予定でしたが、準備している間にも新たなご相談を頂いたり、その先の企画を仕込んだりで、すっかり新規の営業が後回しです。

実際サービス内容も日進月歩の勢いで内容を変更・充実させておりますが、新しく名刺を作ったりウェブサイトを作る前に、目前の課題解決に突き進むべきだと考えました。

本事業部の本当の専属は私と八木の2人だけなのですが、写真の4名(企画営業:香月・八木、制作管理:高橋、販売管理:古屋)以外にも、ブックデザイン:萩原、エディトリアル:玉造も連携し、全社総力をあげて出版支援サービスを提供いたします。

提供を予定しているサービス

現在準備しているサービスは以下の3つです。

・電子書籍・小冊子製作支援サービス

サービス対象者:電子出版を実現したいすべての方々

電子書籍の制作(校正・デザイン・オーサリング)をパッケージメニューとして提供いたします。

弊社は2011年よりボーンデジタル電子書籍の企画制作販に携わっており、すでに100冊以上の新規企画を送り出しています。昨年は企画アイテムがKindleキャンペーンにも複数エントリーいたしました。現時点でこの分野の実績、ノウハウともにNo.1と考えております。

さらに、ブックデザイン部門では、商業出版書籍の装丁レイアウトを年間300案件以上手がけており、これらのデザイナーが手がける電子書籍のデザインは、価格・品質も業界No.1であると自負しています。

小冊子・書籍に関してはデータ納品サービスの他、印刷会社とも業務提携しており高品質なオンデマンド印刷製本も対応可能です。

販売は弊社で準備しているレーベルを利用することも可能ですし、データ納品いたしますのでご自身でKDPなどに出品することも可能です。

加えてこのようなサービスの場合、とてもわかりにく見積が必要になりますが、これを廃止しリーズナブルなパッケージ、セットメニューを整えています。

・電子出版社運営支援サービス

サービス対象者:ウェブメディア・ECサイト運営者、出版コンサルタント、出版社電子書籍担当者様

電子書籍の制作と販売ノウハウをまとめてご提供します。

ノウハウ部分のコンサルティングだけでなく、それらのバックヤードを弊社で運営することもできます。

電子出版による販売収益追究だけでなく、商品サービスのプロモーションに活かしたり、出版コンサルティングをされている方々には、このサービスを活用していただければ、出版ノウハウをクライアントに提供するだけでなく実際に出版社を運用することができます。

ここには電子出版の新しい可能性があると考えています。すでに1社にサービス提供し、1社の出版社を運営しておりますが、今月さらに運営出版社が1社増える予定です。

バックヤードを弊社で担当する場合、上記の制作メニューを20%オフで提供する予定です。

・共同企画出版サービス

サービス対象者:著名ブロガーや書籍作家の方々

プロジェクトベースのジョイントベンチャーです。弊社では上記の電子出版社運営支援サービスを無償で提供いたします。

すでに複数の案件が企画進行中です。レーベルは弊社がご提供するだけでなく、弊社がノウハウを提供することで作家の皆様がご自身で準備することも可能です。契約条件は企画案件ごとに協議決定いたします。

この他、当社で運営しているブログメディアpublissを基盤に自社企画の出版も複数展開していきます。

圧倒的な実績

2年に渡る準備試用期間にも、すでに売れた企画実績が複数あります。また単に作ることだけでなく、弊社としては次の3点に強力なパワーを秘めています。

・魅力的な売れるデザイン
・誤植、エラーのない校正コーディング
・漏れの無い契約管理販売報告

すでにボーンデジタル電子書籍を100冊以上提供した実践実績をもつチームが本事業のサービスをご提供いたします。

 

2012年5月8日 「【メモ】気になる電子書籍の売れ行き」

2012年8月31日「【メモ】電子出版社を作ったらいいんじゃないか」

 制作プロセスの革新と品質の追究

書籍専門の編集制作プロダクションとして10年の実績のある弊社ですが、この2年間は培った編集制作ノウハウとデザイン力を電子出版に最適化すべく実践研究を続けました。

電子出版サービス企画書.002

 

その過程で、制作工程には革新的な変革が必要と考えました。電子出版には従来の書籍編集者が持っている編集制作ノウハウでは対応できない部分があります。

電子書籍のOEM生産・出版サービス.007

 

弊社で開発した新しいワークフローでは、圧倒的な実践編集ノウハウとデザイン力を、業務サポート経験豊かなスタッフが確実に運用提供する仕組みとなっています。

開発した工程はフルパッケージだけでなく、パートワークとしてご提供することも可能です。

電子書籍のOEM生産・出版サービス.009

目指すところは何か

最終的に事業部としては、新商品開発で販売収益を見込む出版ビジネスモデルの確立を目指していますが、今回仕組みを整えている段階で「本作り」の生産過程そのものが、人々にとって魅力価値あるものなのではないか、と考えるようになりました。

従来自費出版がその部分を担当していたと思うのですが、それは多分にブラックボックス化し「作ってあげる」姿勢になっていると思います。これを私たちとしてはオープンにして「一緒に作る」姿勢で臨もうと考えています。

サービスですので対価は頂きますが、企画、校正、デザイン、コーディング、契約、販売管理、プロモーションなど、プロとしてお客様に満足頂ける品質のものを提供していく考えです。

また今回のサービス開発にあたっては若者をあえて排除し業務のベテランを当てました。出版業界、編集経験ゼロのものもおりますが、いま日本が海外にアピールしている「おもてなし」の姿勢を身につけた業務サポートのプロフェッショナルでスタッフを構成しました。

編集やデザインの分かりにくいプロの仕事を、彼女たちの素人目線でわかりやすく楽しみながらプロジェクトが進められるようなサービス提供を考えています。

本日より営業開始とはいえ、すでに現場は稼働している案件の仕上げに追われています。

前述の通り、準備が追いつかず新規営業を後回しにしていましたが、本日より私自身はそこに集中する予定です。