新しく電子出版事業のサービスを開始するにあたって「おもてなし」の言葉を使うからには、自ら実践が必要と休暇中ずっと考えていました。

今こそお稽古を活かすときと、仕事始めにあたってみんなにお茶を一服点てることにしました。

打合せスペースで4名、3名の二席。盆略点前をテーブルで。お菓子もちろん花びら餅。ゆっくりお茶とお菓子をを味わってもらったところで、各自今年の抱負を語ってもらうと考えました。

まず盆略点前は入門時にお稽古したきりなので復習から取りかかり、この際だからと山道盆を買いに出かけ、前日にお菓子も調達、当日は早々出社して準備をし、定刻の10時直前には朝礼に配布する資料も整い準備完了「よし!」と思ったそのとき、大事なものを自宅に忘れてきたことに気付きました。

(茶筅、台所に置いたままだ・・・)

お茶会の準備でお手伝いをさせて頂く機会もあり、いつもどんなに準備しても何かあるものだとは思っていましたが、こればかりは取り返しのつかない痛恨事。しかし直ぐに気を取り直して予定通りに朝礼は初め、その後ちょっとだけ待ってもらって伊勢丹まで買いに行ってきました。

せっかくスムーズに準備したのにと思っても仕方ありません。これこそ努力が水の泡。まさに「おもてなし」するには準備万端、計画万事整え用意周到でなければならないということを身をもって説明することとなりました(準備リストを作ることを手抜きしてしまったためです)。

実際、いま事業計画書やサービス資料を作っていて、まったく間に合わない自分にイライラすることもあったのですが、自分の甘さを再認識しているところです。仕事始めをスロースタートでゆったりやろうと意識しすぎて、逆に気が少し抜けてしまっていたようです。

買い物で20分ばかり遅れましたが、お茶とお菓子を喜んでくれたのはよかったです。なかなか抹茶を飲む機会はないですよね。それに会社で静かなしっとりした時間を共有できるのもいいなと思いました。みんなの発言も、心なしかいつものミーティングとはトーンが違って落ち着いていたように感じました。

やっぱり個人事務所を作ってそこに茶室作ろう。稼がねば。そのためには用意周到なサービスで「おもてなし」の実践あるのみ。

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