昨晩買って今朝読みました。

著者のオフィスに来た方がモノがないことを驚くそうです。

「ない」でのはなく、「ある」と。

つまり「モノがないという空間がある」ということです。

(あとがき)より

よく分かります。

ちょうど先日も「空き地」ができたと書いたのですが、この1ヶ月ぐらいで、いろいろな関係を清算したり、辞めたり、止めたり、捨てたり、片付けたり、それこそ小さな話ではカバンを極小に買い換えてモノを入れられなくすることまでしましたが、そうやっていろいろなモノやコトを身の回りに置かないことにすると、忽然と目前に広大な「空き地」が出来ました。

「空き地」と表現したのは、それがただの荒れ地じゃないためです。いままで沢山のプロジェクトを動かしていたところを整理して空間を作ったので、いますぐ仕事ができる(自分で動かせる時間、予算、スタッフが)使える空白がそこにあるということなんですね。

いま、そこにどんなビルや工場を建てようかなと考えながら準備を進めています。楽しい緊張感です。

どうやら長いこと「必要かもしれない」という名の整理指向停止状態に陥っていたようで、それがいろんなことをメタボにさせていたようです。この思考になった瞬間から実際の体重も自然に減っているのでたぶん問題の根幹はそこですね。

本書の内容はほとんどすでに実行済みでしたが、幾つか紹介してあったグッズはこれいいなとその場で注文しました。

唯一紹介してあった方法論の中で、自分の場合は紙書類の整理とスキャンもほとんどやっていません。事務所に高性能なスキャン装置もありますが、結局捨てるか迷うものを気休めでスキャンするぐらいですね。そのときはいるかもとEvernoteに保存していても、あとで読み返して結局捨ててますから。

「良いデザインは、できるだけ少なく」

という言葉を引用されていましたが、これはデザインの基本で、KISSの原則だと思います。

問題は、それを実行するのがとても難しいということです。実は突き詰めると、人間関係を少なくするということだといま思っているのですが、それはまた考えがまとまったら書きます。

モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術

土橋 正

出版年月日:2014-02-21

価格:1,365円

情報取得日時:2014-03-13 10:46