ほんとうの新規開発事業は、始める前に「何それ?儲かるの?」と思われるものなので、始めてすぐに大きな利益は出ません。でるようだったらそこに新規性はないかもしれませんね。

そこで最近は、どうやって「新規開発事業」を進めるのか、という問題解決が、新規開発事業成功の秘訣のように考えています。

つまりブルーオーシャンは初期的には儲からないということですから、いかにレッドオーシャンで持続した成長を維持させることができ、その儲けをうまく再投資することができるかどうかが腕の見せ所なんだと思います。

ということで、電子出版関連事業を成功させようと思っていろいろやっていますけど、実はこのところブログにまったく書いていないデジカルの事業経営に、より多くの革新を実践しています。

まぁ革新というと大げさですね。極めて単純な話で、レッドオーシャンに低価格で高品質なサービスを泥臭く提供しているだけの話です。儲けようと思ったらそれしか手段はありませんから。

そして、いままでその儲けのほとんどを前回の開発失敗でつくった借入返済に充ててきましたが、今月で大口がまた1つ完済になったのと、新事務所の移転計画も固まったので、来月からは電子出版事業により多く投資していけると思います。

投資といってもこれまた単純な話で、零細オーナー社長にとっては、自分への投資が自分への儲けに直結しているわけなので、何をやるにしても判断基準はすべて「その話、オレ様が儲かるの?」で事足ります。

その点、上場企業の新規開発事業はほんと大変だと思いますね。実行・判断が複雑すぎて、しかも自由がないわけだから自分にはとてもできないな。

ともかく、来月からはさらに自由に活動できそうなので、今すぐ儲からない新規事業開発に専念できます。大変楽しみです。