今週で第6期終了です。

今期は、不況に合わせて経営危機などと書き綴りましたが、そもそも資金繰りは盤石なので、そういう点では実のところ倒産や廃業などのような危機ではありませんでした(当たり前だが)。

しかし、業績はかなり落としてしまい、この点については経営者として弁明の余地はなく、期末賞与も準備できず非常に悔しい結果となってしまいました(短い経営者の履歴ですがこれはもう汚点です)。

この不況期にこの程度の落ち込みならかなり良い方ですよ、などと税理士は慰めともつかない世辞を言ってくれますけど、経営のプロを目指す身としては、そういった相対評価には何の意味も感じないので、絶対的な落第点だと認識しています。

直接の問題は、リストラに時間を掛けすぎたこと。本来だったらもう2ヶ月早く業績回復できたことが判明していて、この根底には甘い判断(遅い判断)があり、それもこれも、振り返ってみれば、問題点はすでに1年前の自分の経営判断に起因するものだという反省です。
#本当に今期は先生方には何度も「甘い」と言われ続けました。これも悔しいところです。

その今回の甘い判断には、具体的には義理や人情に引っ張られた面が多く、煮え切らない私の判断によって、その他の社員を危機に直面させることになってしまっていて、もう二度とこういう甘い対応はしないということを決意しました。

すでに来期を待たず、全社員新たなる課題に向かって挑戦を始めています。この3ヶ月の成長ぶりも目を見張るものがあり、この調子であれば、きっと1年後にはかなり高いところまで上っているはずなので、来年の今頃は違った景色を眺めることになるでしょう。

とにかく経営者は結果の数字がすべて。これ以上経営者として「甘い」と言われたくはないので、そうならないよう厳格に仕事を進めていくつもりです。

で、あと一週間、決算の数字はまだまだ積み上げます。