去年書いたタイトルを今年も書いてみる試み。

生産性について考えてみた

生産性とは、得られた成果に対するかかった費用の割合ですが、生産性を高めるということは、分子である成果を大きくして、分母となる費用を小さくする、ということです。

これを事業経営で考えると、収益性高い仕事を作り、その仕事を費用と時間をかけずに片付ける、ということになりますが、企業経営では、同じ未来像の達成に向かって社長や経営幹部が前者を社員が後者について日々努力するということです。大中小零細どれも同じだと思います。

理屈はとても簡単です。

でも収益性高い仕事を作るべき人が、机に張り付いてExcelでデータ整形作業を頑張ってたり、仕事を片付けるべき人が日経新聞を熟読して企業経営について論評していたりします。

たいていの場合、生産性の問題は「何を」するべきなのかがわからないことと、人間は頭でわかっていても日々の習性にそれをなかなか反映できない性質だ、ということに原因があるようです。

ということで、外にでて成果を求めてくることと、中にいてそれを一生懸命片付けること、をともに楽しく実行し続けられる「しくみ」を作って実行させること、が、生産性高い事業経営ということになります。

と、言うのは簡単。そして、”とりあえず”やってみるのも簡単。もっとも難しいのは、本当に成し遂げられるように考え抜くことです。

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はい。