日頃から検索エンジンが普及して問題だなと思うことのひとつが、なんでも自力でググって調べることが最善だと思っている人が多いことです。
分からないことは「知っている人に尋ねる」のが一番ですよ。
駅の改札で、必死になってケータイの乗換案内と格闘しているような人、多いと思います。
ケータイですめばいいですが、これからはスマートフォンだってことで、わざわざiPhone買って、で、使い方を必死になってまたまたググったりして。
横にいる駅員に尋ねればいいじゃないの?
・知っている人を知っているか
もっとも、駅員には答えられる範囲がありますし、彼らはサービスですから、同じ質問に何度も答えてくれるでしょうけど、そうじゃない場合どうするのかってのが重要な問題ですね。
それから、何度かブログにも書いたことですが、人に物事を教わるには作法があると思います。これを知っているか知らないかで、同じ人に物事を教わる場合でも、教えてもらえる内容が異なります。
自分が大学生のつもりでも、相手から見て小学生だったら戻ってくる答えは小学生の答えです。なんでもかんでも「先生、分かりません」で通用すると思っている人、多いですね。
・深いことを尋ねるには自分にも知識が必要
そもそも、授業料を自分で支払っている学校ならともかく会社で知識を”教えてもらおう”という心がけが間違っていますね。
最後に、様々なサービスで、いろいろな人と簡単に繋がるようになってきましたが、いくらマイページに相手のアカウントが掲載されていたとしても、それが関係性の深さを保証するものではないことを、もっと注意深く意識すべきだと思います。
人は誰かから問い合わせがあった場合には、たいていは丁寧に応対してくれるとは思いますが、あとから冷静に振り返ってみると、実際は丁寧に断られていたり、場合によっては丁寧に無視されていたり、って結構あるんじゃないかと思います。
・自分が質問したことを熱心に教えてもらえていますか?
私自身は、人に何かを尋ねるときは、これを一番意識していますね。相手から熱意を込めて教えてもらえそうにないときは、事前に自分で勉強して的確な 質問を考えますし、教えて頂けるように日頃からの関係を大事にしますし、初対面の方であれば礼を失しないように、相手の時間を無駄にしないようにするには どうすればいいのかを徹底的に考えます。
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