この半月ぐらいずっとカバンにはいってる。何度も読み返して、すべて実践中。
仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書) | |
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といっても、そのほとんどはすでに実践していたことなので、新しくやったことはメールをすべてブラウザとiPhoneで処理するようにしたことだけ。
特に本書でお勧めしてあったGmailのラボで「送信&アーカイブ」はすばらしく、メールに返信したらすぐにアーカイブされるので未処理メールがすぐに判別できます。こうやって常にメールボックスが空の状態になるようにしてから、精神的な重圧から解放された気がします(目に見えて”ない”というのは効果があるようだ)。
勤めだして最初にもらったNiftyServeのパソ通アカウントから、ずっと仕事でメーラを使っていたので、個人的にはこれはかなり革命的な出来事だけど、何でもっと早く切り替えなかったのか後悔しています。
でも、その他はもう10年前からやってることなので、自分にとっては、ことさら目新しいことではなかったです。サードプレイスにしても、勤めているときから、「ゲラ読む喫茶店」「企画を考える喫茶店」を用意していたので、別にフリーランスじゃなくても、ノマドできるんじゃないの?と思います。
話それますが、店によってやること決めるというのは結構効果があって、スランプに陥ったときなどは、あそこに行ったらなんとかなるみたいな、そういう使い方もしてました。個人的にはスペシャリティコーヒーの店は、若くて様になっている人たちばかりで気後れするので、落ち着かず使えません(オッサン喫茶店が落ち着くんです)。
実は会社を新宿にしたのも、そういったサードプレイスに使っている喫茶店が三丁目にあったからなんですね。いまでもよく行きます(いまは本読むところ)。
ところでこの本の読むべきところは、第2章のアテンションコントロールだと思います。はっきりいって、どんなにすばらしいツールやノウハウがあっても、集中力を持続できない人には絶対無理だと思います。ノマドワーキング。
集中力があるから仕事の成果が上がり、仕事の成果が上がるから収益もあがり、収益があがるので時間も空間も自分でコントロールすることができる、わけで、「仕事するのにオフィスはいらない」は、正確には「オフィスを持つだけの余裕があるが、わざわざ借りる必要はない」ですね。
なので、ノマドワーキングを目指す人は、最初から事務所を持つぐらいの勢いで仕事をしないと、結果的に「仕事もないしオフィスもない」になりかねないと思います。
そういった意味では、ぜひ当社の社員にも実践してもらいたいノマドワーキング。都心の便利なところにオフィスはあるけど、いつもは自由に好きなところで仕事をしてる。
そういうのっていいんじゃないかなぁ。それこそ残業なんて馬鹿らしくてやってられないと思うんだけどねぇ。
MOBILEPOWER
なるほど。やること別にサード・プレイスを切り替えるんですね。それいいですね。
本を読む場所=電源がない場所、とかにするとPC開かないので、読書に集中できる、とかあテンションのほうにも効果あるかもしれませんね。勉強になりました。
katsuki
>本を読む場所=電源がない場所、とかにするとPC開かないので、読書に集中できる
仰るとおりです。電波が届かない地下の喫茶店などさらに最適です。