随分と時間がたってしまいましたが、「不安」シリーズです。

不安があっても、不安に自分の人生を邪魔されなければいいのだと思います。解消してもキリがない不安を解消し続けるか、あるいは不安と共存できるようにするか。どちらにしても、手が止まらない・思考することを邪魔されないことがポイントかと思います。

@nobosanさんの不安に関するエントリーが非常に興味深い件 – どんなジレンマ

こうやって、いろいろとまとめてくださるので、ほんとうにブログは書いてみるもんだなぁとつくづく感じます。

で、お会いしたことの無い方に、こうやってしっかりと自分の考えていることが伝わっていることを考えると、なんでそれが社内で伝わらないのか?ということもまた、はっきりとわかりますね。本当に社長と社員のコミュニケーションは難しい。

で、どんなジレンマさんのところに、@ayohataくんが出張してコメントが書いているので、それをどうやって議論をつなげるか、非常に難しいけれども、その流れで続きを書いてみたいと思いますが。

会社がどんなに手を尽くして事業計画を説明したとしても、社長が懇切丁寧に時間をかけて説明を加えたとしても、不安な人はいつまでも不安だと思います。

実のところ、長々と不安の話を続けていますが、ビジネスの場合、それの解消方法は非常に明確で、それが儲かるのか、儲からないのか、それを考えるだけです(社員だろうが社長だろうが)。

儲かるかどうかではなく、好きか嫌いか、やりたいかどうか、正解かどうか、といったことに拘泥している場合(要するに会社のやり方に何らかの不満を持っているということだね)、儲かっているイメージが像を結ばず結果将来が不安になる、のだと思います。

よく考えれば分かることですが、儲かってウハウハな人が不安になるってことはないでしょう(儲かりすぎたら別でしょうが)。私としてはいかに社員に、こうすれば儲かるっていうイメージを明確に伝えるのか、というところが課題ですね。

結局「不安」シリーズの結論としては、儲かってれば不安なんてない、に尽きるというわけで(そもそも事業の再構築をする必要がある時点で儲かってないわけだから)、だったら儲かるようにするにはどうすればいいか、それだけを一生懸命考えようということです。

社員は不満、経営者は不安。

社員は不満を、社長は不安を、自らコントロールできる人が儲かる社員だし、儲かる社長ということなのでしょう。

社長としては、儲ける社員を大事にすることのみです。そうすれば、自ずと不満や不安を持つ人はいなくなると思いますから。