すでに12日に発売されて店頭に並んでいます。

わかるをできるに変える、3ヶ月ビジネススキルトレーニングブック
わかるをできるに変える、3ヶ月ビジネススキルトレーニングブック
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2009-08-24
売り上げランキング : 23903

関係している新刊は毎月何冊もありますが、これはクロスメディア・パブリッシング社との協同発行の新刊です。販売はインプレスコミュニケーションズ。全国書店に並びます。といっても、すでにクロスメディア社さんの強力な営業で都内一部書店では盛大に並んでいます。

有隣堂恵比寿店 レジカウンター前

有隣堂恵比寿店 レジカウンター前

神田三省堂ほか紀伊国屋の梅田店などでもさらに盛大に並べて頂けることになったようです。

造本はビニールカバーで,綴じも手帳仕様で使い込めるようにしてあります。

造本はビニールカバーで、綴じも手帳仕様で使い込めるようにしてあります。

p1010540

ちなみに帯をとったらこういう感じになります。

今回は、企画・編集・営業はクロスメディア社、デザイン・制作・ウェブは、デジカルという分担で共同出資のプロジェクトです。

もともとクロスメディア社の小早川さんと根本さんとは、萩原と一緒にとある会合を定例開催していたのですが、今春になってお互いの強みを活かした共同事業に取り組もうということで都内で合宿を開催、そこで決まったプロジェクトの1つが今回の手帳本です。

合宿中 – 編集・デザイン会社の社長が書く今日のアメブロ(旧ブログ)
合宿終わり – 編集・デザイン会社の社長が書く今日のアメブロ(旧ブログ)

クロスメディアパブリッシング社は、ビジネス書の企画の手堅さだけでなく作った本をきちんと社長の小早川さん自ら営業するという、その真摯な取り組み、また将来を見据えた志に強く心打たれて提携を決めました。

もともと小さな会社同士ですから、こういった”アライアンス”は、ともすると同盟でなく弱者連合になりがちですが、小早川さんも根本さんもハードワークを標榜されているので、そういった点でもクロスメディア社のスタッフの方々は信用できると思っています。

さて、肝心の内容ですが、ビジネス書の編集では大きな実績のある小早川さんが「わかるをできるに変える」ということで、編集者としてだけでなく出版社経営者としての経験を内容に活かした、非常に濃い内容の仕上がりとなっています。

購読してもらいたい読者は20代の若手ビジネスパーソン諸君。20代は、自分に自信がないこともあって実践の前に理屈が先に立つわけですが、愚痴ともつかない屁理屈はいくら言ってもかまいませんが(それこそブログに書いてもかまわないが)、ともかく目前の仕事にガムシャに取り組むことですね。

議論で上司に勝ったり、会社の矛盾点を突き止めたとして、それに何の意味もありません。いかに自己の実績を作るかだけが問題の本質です。これ経験者が語るので間違いない(笑)

ちょっと話がそれますが、この混沌とした時代、稽古という教育指導形態はもっと見直されてもいいのではないかと考えています。私は茶道の稽古に毎週通っているのですが、改めて様々な型を若い時分に身につけることって大事だなぁと痛感しています。もちろん型を身につけるだけでは、仏作って魂入れずで、肝心なことは、そこで考えることなんですね。なぜこうなっているのか?どうしてそうなるのか?と。

ビジネスもまったく同じで、基本作法を身につけて、あとは自ら答えを作りにいくべきだと思います。正解を上司や会社や、さらには社会から与えられることを求めがちですが、そんなのいつまでたっても与えられません。

最後に、この本でいくつか新しい試みに取り組んでいます。1つは3ヶ月トレーニングの間、携帯メールを登録してもらうと専属トレーナー(3人います)から定期的にメールがくるシステム。もう1つは、オフィシャルサイトで本文を全文公開するというもの。手帳の前半部分には、これからの時代に必要なスキルということで、10個のビジネススキルについて解説してあるのですが、このトレーニングブックは使ってもらって初めて効能があるのでこれをすべて公開します。

いま下記のサイトで分島が進めています。

Business Skill Training Book Official Website

いずれにしても、ビジネスについて日頃真剣に考えているビジネス書版元の関係者が作ったオリジナル手帳ということで、ぜひ試してみてください。また、こうするともっとよい、こういったレイアウトにできないか、といった要望があればぜひお寄せ頂ければと考えています。