コンフォートゾーンとは「”無意識”が心地いいと感じる環境のこと」です。
会社をつぶしかけたとき、最低価格のデスクを買い直し、出直し稼ぎ直しのゲームを始めました。
ダイニングテーブルをデスク代わりという点で、贅沢といえば贅沢な話ですが、数千円のデスクで数千万稼ぐの決意に意味がありました。
その後、債務超過を脱したことを機に、子供に譲り、倍の値段のものに買い替えました。
ただ、オフィスを移転して自宅で仕事をすることもなくなり、ほとんど使っていなかったのですが、先ごろの緊急事態宣言で長時間仕事をしていて、ひどい肩こりに悩まされ、あるとき74cmの高さが原因だと気づきました。
そこで今度は国産の70cmのテーブルを探したのですが、なかなかよいものがないんですね。結局通販で、一回り小さい妻曰く「ダサい」やつを1万円で買いました。
ちなみに小さなデスクでもモニターアームがあると広く使えます。Amzonのものはお薦めです。
ただ、これでは成長がないし、なにより飽きました。
日頃から携帯端末とともにノートやリーガルパッドなどで書き物をしていることの方が多いので、資料をたくさん広げられる広いテーブルで仕事をするほうが効率的です。
ということで、そもそもダイニングテーブル自体を買い替えればいいんだと、そう決めたその日に買い物にいって、妻が「え、今日買うの?」と唖然とする間に、ひとめぼれした国産家具メーカーのどんぐりの木のテーブルを買いました。
もうひとつ買い替えた理由があって、どこにもいけない今年の夏休み、長男が帰ってきても、6人全員ゆったり座れるテーブルにしようとの考えでした。
ビジネスのステージを変えるため、コンフォートゾーンを変えることは必要だと考えていますが、それは人との関係を変えることにほかなりません。
これまで多少おざなりにしていた自分自身や家族のために、変えていこうという意図です。
IKEAの数百倍の価格で安くない買い物ですが、次はこのテーブルにみあった会社になることでしょう。