ホリエモンの新刊を読んだ。

たとえばですよ、僕は本を作るという仕事も、生きていくためには必要ない、と思っているんです。もちろん、必要としている人たちがいるから本は売れるんだけれども、無くても困らないものでしょう。
もっというならば、それっていうのは「仕事」ではないんじゃないか。どちらかというと余暇とか、趣味に近いものですよね。趣味の延長線上で仕事をしているんだけれども、それって本当に生きるために必要なものかというと、必要ないわけですよ。(堀江貴文「希望論」115ページ)

まったくもって同感。だから、ボクたちこんなに仕事を頑張ってるんです!こんなに一生懸命本を作っているのに、どうしてこんなに待遇が悪いんですか!って鼻息荒い人とか見てると、つくづく滑稽だなと思っていました(今振り返る昔の自分のことね)。最近は、不況だから・・・と弱気な人のほうが多いみたいですけど。

余暇とか趣味に近いものですよ。だから、楽しんで、仕事を面白くしていかないとダメなんじゃないですかね。もしも自分は労働者だと思ってる編集者は労働者が求められている職場に移ったほうがいいと思いますよ。

これって出版に限らずウェブで企画やっている人とかも同じだと思う。だから机にへばりついてる人でいい仕事をしている編集者ってあんまりあったことない気がします。

もし企画で思い悩んでいる人がいたら、街へ繰り出してみたらいいんじゃないですかね。余暇とか趣味とかと同じようなものなんだから。

「希望」論 「希望」論

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