という、この新宿御苑近辺の会社経営者の集まりがあります。

地縁で繫がるというのも面白いな、仲間に加えて貰えないかなぁと思っていたら、別の集まりでたまたま近所の会社の方と出会って、そのつながりでご紹介いただき初参加してきました。

今回は20名ということで、とても全員の方とゆっくりお話はできませんでしたが、具体的にビジネスに繫がる話もあり(さっそく今日お一人の方とお会いしました)とても有意義な会でした。

それで、この御苑会にこれほどまでに参加したいと思っていたのは、ヘッドウォータース社の篠田社長のブログを愛読していたということもあります。経営者のブログでこれほど熱いブログを私は知りません。読んでて目はチカチカ、頭はクラクラします。篠田さんにお会いしたいという一念で参加した次第です。

ちょうど新刊を上梓されたということで、さっそく読みました。ブログ以上に火傷しそうな熱い本です。ちょうどオフショア開発のことで社内で検討をしていたときだったので、この内容はかなり響きました。仰るとおりだと思います。

生き残るSE
生き残るSE
日本実業出版社 2010-01-23
売り上げランキング : 840

さらにいうと、この「SE」のところを「編集者」に置き換えても、この本はそのまま読めます。自社の社員を見回しても、こりゃ生き残れないかもなと思うときがたまにありますけど、SEに限らず自分は技術(腕)で食っていけると自惚れてたり、これだけ働いている(作っている)から会社に貢献していると思っている人は、一度目を通しておいた方が良い本だと思いますね。愕然とすると思います。

いくら汗水垂らして働いているつもりでも会社に収益をもたらさない社員は淘汰されるべきです。顧客の信用を勝ち取るために寝食を忘れ共に考え、サービスを提供できるのか、結果稼げるのか。その大前提の上に、自分のやりたいこと、実現したいこと、が載っていなければなりません。

同じ釜の飯を食うということは、仲良しサークルで和気藹々ということじゃないので、単にやりたいことがあるだけなら、その仕事を辞めて趣味に生きたらいいと私は思います。じゃないと同僚にとどまらずお客様にも迷惑かけますからね。