前回8/26の報告からまもなく2ヶ月になります。果たして本当に進んでいるのか。
進んでます。
デジカルを今後10年、着実に成長し続ける組織にしたいと考えていますが、来月(今週末ですね)から取り組む活動に目鼻が付くのに4ヶ月(10月)、社員全員が効果を実感できるようになるのにさらに3ヶ月(1月)、明確に結果が現れ軌道に乗るのに1年はかかるものと想定して取り組みます。
6/29エントリー 「強いチームを作るために必要なこと」
ここに書いた10月のチェックポイントなのですが、フロアの大改造を経て、全社員の配置を再確認し、方針を明文化、社長室をつくって司令塔を立ち上げ稼働させました。結果、先週の金曜日の経営会議の報告によって、9月期の月次決算で13ヶ月ぶりに黒字に転じたことを確認しました。3ヶ月前から経営会議の席上では9月には黒字化と宣言してましたので、これについては有言実行です。
有言実行といえば、最近、経営者JP CLUBのために、実際の経営者や元経営者のセミナーやトークライブをたくさん会場で聞いているのですが、やっぱり経営っていうのは「実行」なんですよ実行。そういう意味では経営コンサルっての人の中に、経営者として実行したものが無い人がいたりしますが何をコンサルするのだろうかって不思議に思います。
今読んでるの本にも書いてありましたが、それは「実行有言」であるべきですね。私も、老いたらご婦人に囲まれ楽しい茶道教室というプランから、社長引退後に茶室で緊張感溢れる経営コンサルとかやってみたくなってきました。それまで頑張ろう。
さて、黒字に転じたといってもこれはV字回復じゃありません。V字どころか本格的な回復でもありません。今回の黒字化も私自身が完全にフルスロットル状態(かけずり回っている状態)での達成なので、本来の目標である社員の生産性の向上の結果による黒字化、つまり巡航速度に乗った黒字化につなげる最初のフェーズを3ヶ月実行しなければなりません。そう本当の意味でのリストラはこれからが本番です。
しかし、いつもいつもピリピリしていたら持ちません。景気よく打ち上げができるほどではありませんが、この一瞬でも黒字に転じたということは大事にしたいと思っています。気持ちは目に見えないものだからこそ、こうやって具体的な現象としての変化を目で見せて、しっかりとつなげて行かなければならないと思っています。この年末までも、まだかなりシンドイ状態が待ち構えていると思いますが、必要な通過点として楽しんでいきたいと思います。
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