今日は、引っ越しMTGしました。土曜日に引っ越しなので本当に直前です。
新事務所では7名で再スタートします。どんなに詰めても席は8席しか作れなかったのでギリギリでした。実は、今使っている机をもっていく前提で図面を作ってもらったら、打ち合わせスペースが全く作れなかったので、小さな机(今自分が使ってるものと同じサイズ)を新調することにしました。
まず席も若い順に決めてもらいました。社長だから奥まったところとか、そんなのは関係ないです。そもそも事務所にほとんどいないので席なんかいらないし。
結果的にですが、ちょうどいい具合になったと思います。居酒屋でも8名が全員で話ができる最大の人数ですよね。それ以上だとどうしても席を分かれての会合になってしまいます。そうなる場合には、離れてても繋がっていられるように、会社も同じで組織の紐帯となる確固たる言葉を用意する必要があります。
もちろんデジカルとして、新しい出版の形を作る、とか、売れる本作りをトータルにサポートする、とか、立体的なメディアをプランニングする、とか、いろいろと考えています。考えていますけど、今は完全に定まらない。いや定められないので、定められるまでは私が全員の仕事の内容を精査できる今の人員でやることにします。
それに伴って現時点での一人一人の役割を明確にしました。誰が稼ぐ人で誰がサポートする人か。明確にしたので今月からは稼ぎます。お陰様で私も萩原も限界を超えて仕事を担当させていただいていますが、これをさらに増やす予定です。まだいけます(笑)
このところ文明論を勉強してると書きましたが、実はそれで、これまで自分の事業は労働集約型と思っていたのが(実際そういう側面がありますが)、そうじゃない、違う切り口で収益構造を考える視点を見つけました。それによると、いまは会社は小さければ小さいほどよいです。今回はベストな選択です。
近代工業社会の終焉が言われてもう10年ぐらいなるわけですが、日本経済がこれほどにも落ち込んでいる原因は、モノ作りの方法論を切り替えられなかったためだと私は考えています。これまでもこのことは考えていたのですが、今までは実行手段と実行部隊の選択を間違えていました。
それにしても消費税を上げる上げないとかニュースに流れていますが、その消費の根源となる収益はどうやって得るのでしょうか。今の政府が考えていることは、昔、戦線が膠着して苦戦するようになって、兵隊さんが頑張ってくれるから、皇軍は不敗だからと信じたがっている旧軍の将軍参謀と同じような、まるで他人事を言っているとしか思えません。多くの国民も。
根本的に生産性を上げてみんなで稼がないと好転しないってどうして考えないのでしょうね。それに金持ち老人から年金支給を取りやめるとかもう狂気の沙汰としか思えません。私はそんな国に住みたくはないです。もとより自分も年金がもらえるとは思っていませんが、それでも根本的に間違ってると思います。たくさん稼いで、たくさん社会貢献したり寄付したりする人をきちんと認めるような社会にしたいですね。
公務員が安泰とか若い人も考えているようですが、その給与の源泉は税収ですよ。誰がどうやってその税金を納めるんでしょう。ま、零細企業の赤字社長が偉そうなことを言っても始まらないわけですが、自分としては、できる範囲であるべき姿に近づけるべく頑張っていきたいと思います。
まずは、これまでに作った莫大な損失をきっちりと戻してまたお釣りがくるまで地道にやります。そのためには会社としても無駄な人員は一人も許せないということで、きっちりと稼ぐぞと宣言しました。
同時並行して、SEIHAの事業精査とメディア構築や電子出版の事業も試行錯誤していきます。これらは別物のようで実は根が同じ仕事だと考えているので、どこかで足がかりを作って、稼ぐことから儲かることへの転換を目指します。
それで具体的にはそれを1年半で結果を出すべく事業予想を立てました。その予想結果では今回残ってもらった若い社員が所帯を持てることを目標に。そう、しっかりした生活基盤を作るべく一生懸命稼ぎましょう。
おっと、またこんなことをブログに書き始めると頭でっかちになってしまうので、実証すべく前段階としてとにかく稼ぎます。
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