フリーランスになって半年経ってこの世で一人ぼっちになったことに気付いて究極に失敗した

ちょっと前にTwitterのTLに流れてて読みました。

私は一人で居られない寂しがり屋のくせに、人にはまるで興味が無いという捻れた性格のようで(家内談)、独立するときもフリーランスになるという選択肢は全くなく、この方の気持ちの本当のところはわかりませんが、フリーランスの方々とは働き始めてからずっと何らかの形で一緒に仕事をしているので、言っていることはぼんやりわかるような気がします。

そして、今後もフリーランスの方々とは良好な関係で一緒に仕事をしていきたいと強く願っております。

実はというほどの秘密でもないですが、当社の萩原取締役も創業する前まで編集者とフリーランスデザイナーという関係で長らく一緒に仕事をしておりました。当時から彼は稼ぎまくってましたが、ホントこれは忘れもしませんが「そろそろ一人でやるの飽きたんじゃないですか?会社立ち上げるので一緒にやりません?」って口説いて今に至っております。彼は社員旅行とかやっぱいいよね、と言ってます。

また、最近は私の散らかった仕事の片付けで八面六臂の働きなイシカワくんもフリーランスです。去年、電子書籍のサイトを作るのを手伝って、ってお願いしてから今日現在に至までデジカルの社員ではなく、あくまでもパートとして仕事を手伝ってもらっている状況です。もの凄く仕事ができるので、今も無理をお願いして勤務時間を増やしてもらって、あれやこれやと、どんどん仕事をお願いしててホントごめん。そしてありがとう!

昨日、徳永くんが日報で、人の仕事と人の仕事の間で働くディレクターはうんたらかんたら、と書いてて上手いこと言うなと思ったんですが、自分が多少得意とするところも、その人の仕事の間で働く部分と、あとはこれやってみよう的に言えることかなと考えている昨日今日です。

今夏からは一人一役で余剰人員のない筋肉質な組織を意識して経営しているのですが、立体的なメディアをプランニングする会社として、いま一緒に働きたいなと思っているのは、まずはウェブデザイナーの方です。玉造くんもできるように育ってきているのですが、彼には本や紙媒体それに電子書籍のデザインを相当頑張ってもらっているので、やっぱり別途この部分を補強したい考えです。

次にマーケティングやセールスを手伝ってくれる方。これは受託案件の営業や、これから販売開始していく電子書籍やウェブメディアの販売展開で実際に手を動かして協力していただける方がいないかなと思っています。もしこういう人がいるよってお薦めの方がいらっしゃったらご紹介いただけたら嬉しいです。

そんなこんなで、これからもフリーランスな方々と一緒に仕事をしていこうと思ってますし、その優秀な技術の一部を提供していただく感じで、当社の仕事を手伝っていただき、社業を発展させていたきたいと考えています。

多様性が求められる時代になって久しいですが、これからゆとり教育の成果として一芸に秀でた(それもグローバルレベルで)組織にこだわらない人も、どんどん世に出てくると考えています。

また、本当の意味で個人の特性を活かす組織を作るという意味では、フリーやパートの方々をしっかりと組織化して業績を上げられる人こそ優秀な経営者とも考えていて、今後仲間を増やす方法としては社員募集以外の方法を身につけ、優れた力を結集して大きな仕事ができる会社にしようと考えています。

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ほんのちょっと前のことなのに、当時はフリーランスになるって大変なことだったんですよね。隔世の感ってこういうことなんでしょうかね。

当然のことながら、大変僭越ですが、自らフリーランスになった人と、ならざるを得なかった人と、その経緯はしっかりと見極めたいと思ってます。