今回の電子出版の取り組みでは、インプレス社と共同で仕事を進めています。昨年、このプロジェクトを始めるときに、ともに電子書籍を盛り上げていきましょう、パートナーとして一緒に取り組んでいきましょうと仰っていただきました。そして、その言葉通り、実際に様々な局面で丁寧に対応頂いています。いわゆる”編プロ”扱いは一切されていません。インプレス社の幹部の方々の懐の深さに感じ入るとともに、さすが電子出版のリーディングカンパニーだと、誇りをもって仕事に取り組んでおられると思いました。
今回のImpressQuickBooksは、底本のないデジタルファーストの電子書籍です。だからこそ、販売にあたって、いろいろな不具合が生じているのはわかります。当社もこれが新規開発の事業であるということも理解していて現時点で利益を大きく期待していません。
ただ、ぜひ知っていて頂きたいのは、未知の電子書籍という取り組みに、面白いと感じてもらって、また一緒に切り開いていこうとの思いで、時間をかけて身を削って執筆を頂いた著者の方々にとっては、たとえ電子書籍といえども(という言い方もよくないが)、それは精魂込めた1冊の本であるということです。
だからこそ1冊でも多くの本が売れるように、著者の方々の熱意ある取り組みに応えることができるようにしたいと考えています。ネットで繋がる時代です。電子書籍はネットに親和性の高いものだと思います。なのでもっと中の人の声がネットで聞こえてきてもいいのになとも思っていますが、リアルにお会いしてでも結構です。ぜひお話をしたいです。どこにアクセスすればよろしいでしょうか。
今回実際に本を作ってみて、いろんな人に電子書籍を薦めてみて購読にあたって聞こえてきた声があります。ぜひ書き手の方々の声とともに読者(購買者)の声もお伝えしたいと思っています。電子書籍の市場を作るために取り組んでいらっしゃる書店さんともその点でぜひ共同歩調をとれたらと思っています。
そして、お会いする前に恐縮ですが、一点だけお願いします。
我々発行社にとって本のラインナップ表示は販促の一つの大きなチャンスでもあります。出版社リンクのバグ、早期改修のほど何とぞよろしくお願いします。とにかく1冊でも多くIQBの本が売れるようにしたいのです。
本当によろしくお願いします。
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