「今改めて感じるのは、いくらスピード重視だからといって休みなしで働き続けると、疲労が蓄積されてどこかで失速してしまうということだ。」『社長復活』

稼ぐに追いつく貧乏無しと日程を前に前に埋める傾向があり、”とにかく”やらなきゃと全ての玉を拾っていました。板倉さんほどの成功と失敗の落差を経験しているわけではないですが、それなりに失敗を重ねてみて拙速であることの無意味さは痛感しています。

真に余裕を作るためには、自分が奔走しなくて済むような仕組みと、現場で問題解決できるスタッフを集め育てるしかありません。さらにもっと大事なことは、自分自身が安らげる場所、充電できる場所を作ること。

このように休息を先に考えることは、とてつもなく生産性が高まることなのだと思います。そして疲れる前に休めば、いつも6時間でギブアップするところを7時間働くことができるはず。

休憩時間の節約とやる気の浪費。それはまるで、ポイント2倍で5円を10円にするために、200円払ってバスで隣町のスーパーに行くようなことをやっているということですね。