社長としてはいつも泥臭い経営の話や、ど根性でやってる電子出版事業の話しか書いていませんが、実は当社には、毎日爽やかに仕事をしているブックデザイン事業部門があります。たまにはそっちの話も書いてみます。

この事業をブックデザインとエディトリアルに分離させたことはチラッと書きましたが、分離させたのは2本柱にして相乗効果を得るためでした(もっというと電子出版と絡めて3本柱にします)。

そして新設エディトリアル事業部は、若き事業部長の情熱に支えられ、このところ好調に仕事を増やしているのですが、それとともに品質向上に意欲的に取り組むようになってきました。

提出された改善策を読むとなかなかよく出来ていて、80点の出来映えと評価しました。まさにポジションが人を作るんですね。実感しました。しかし残りの20点も必要です。

そこで本日開催された隔週で開いている3事業部長会議の議題は、掲題のとおり「どうすれば「絶対に」品質が向上するのか?」としました。

会社できちんと仕事をしている人であれば、品質向上策というのは誰でも立案できると思います。しかしながら「絶対」となると話が違います。そして絶対に品質向上をしないと会社は長く続けられません。

新米事業部長は頭を悩ませましたが、さすが取締役、萩原さんは一発でパーフェクトな答えでした。

この答えは商売して売れたことがある人ならきっとわかると思います。いや、売れ続けている人かな。たった一つのことを実行すれば品質は絶対に向上するものなのです。

コロンブスの卵です。