まったく舌の根も乾かぬうちに君子豹変します。
これを書いていた時点ですでに違和感があったのですが、想像以上に成長が加速しており、今度は社長の方が成長を迫られる状況になってきました。
よく読めば「結構楽しい」などと書いている時点でアウトでしたね。社長が余裕かましている時点で間違いです。次の段階目指します。
人材採用も着々進めていますが、このまま進展すると1年後に席が足りなくなります。今の事務所は新宿御苑を見下ろせる近辺でもかなりの好条件の物件で、社員もとても気に入ってくれているようなので、仮にすぐに代替フロアが見つかったとしても今すぐの移転は現時点で考えられません。以前同じような事態に直面したときは、たまたま階下が空いたため直ぐに借り増しができたのですが、それは難しそうです。
経営が危機的なときは、金銭的、精神的に大変だとしても危機が目前にあるので掴みやすいのですが、今回のように事業規模を拡大するための一手を打つときは、将来の危機が掴めないので本当に難しいですね。
前回はここで蛮勇を振るって痛い思いをしましたが、今回は少し学んだのですでに解決方法はわかっていて、より大きな成長をもたらす事業へ転換を図ればよいだけなのですが、問題はその事業のお客さんがどこにいて、どういうサービスや開発を必要としているのかが現時点では明確にわからないし、それを社員に説明してすぐに実行してもらうことがなにより至難の業ということです。
ひとつ明確に分かっていることは、いま町工場のオヤジの頭で考えていると、1年後も町工場のオヤジで、それで良いのかと問われれば良くないということです。事業計画は逆算ですが、ということは今から町工場のオヤジじゃない頭で事業を考えなければならないということです。
もっとも、だからといって1年後に目に見えて何かを変えるということではなく、いずれ振り返ったときここが転換点だったと言えるような決断をするということですね。
この先大きな転換点を売上規模で2つ見据えていたのですが、1個目の転換点を越える方策は取っているので、いまから考えるのは2個目の転換点です。
それを数年後の到達と見据えていたので、もう少し後で事業計画を考えることにしていたのですが、今日からそれ実行することにします。
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