IKEAで2,000円のテーブルを買ってスタートしたのが遙か昔に感じます。
活動の結果わかったことは、自宅に書斎はいらないが会社に社長室はいるということ。
ずっと社長室はいらないと考えていましたが、もとはある著名な中小企業経営コンサルタントの教えを忠実に守る形で実践してきたものでした。
一方で時代に合わせてアレンジしなければならないなとも考えていて、その点はソーシャルメディアの”使い方”を整理することで、営業と位置づけられると気付いて、メインマシンを置ける拠点を築くことにしました。
事務所は昨年移転したばかりなので、そのためだけにまた移転するのはあり得ないので、だとするならば次の増床のタイミングまでは再びノマド生活を楽しもうと張り切って出歩いていました。今日はこの喫茶店、明日はあのカフェ、明後日はあのラウンジにと。
ただ、そうはいっても落ち着いて集中しなければならないこともあるわけで、最初は入ったばかりでもさっさと出て場所を変えていたのですが、あるときどうしてもそこで仕事をしなければならいときに、隣の青年の貧乏揺すりと乱雑な書類めくりの音が気になって「ちょっとそれ止めてくれないか」と声をかけようとしたところで、あ、これは自分が悪いんだと気付きました。
そこで間髪入れず、数年前に紹介してもらって試しに利用させてもらっていたシェアオフィスに机を借りることにしました。先月のことです。
やっと落ち着けた、これでしのげるなと思ったのもつかの間、わざわざ移動して机をシェアすることは、ノマドとたいして変わらないことに気付くのに時間はかかりませんでした。
それに綺麗過ぎるんですねビルが。昔、ここと同じように首からストラップを下げてピカピカのビルで働いたときに、最初はよかったけど次第に居心地が悪くなったことを思い出してしまいました。そしてそれがノマドの始まりだったことも・・・。たぶん自分の性質や現在のビジネス規模に見合っていないんだと思います。
ここはわずか30,000円で、雰囲気も悪くなかったのですが、あまりに静かで美しく整った街だとかえって発想が貧困になる気がしました。お巡りさんがあちこちに立っているのもそうですが。やはり雑多な生活感のない場所でないと企画はダメな気がします。
さてどうしたものかと考えていると、事務所の近所にレンタルオフィス開業のチラシが入っていて、ひとり部屋がまだ空いているということで、先日さっそく出向いて契約しました。
今度は窓の無い机だけの小部屋で家賃は50,000円。
引き続きフットワーク軽く取り組むつもりですが、今度は動かずして大きく動かすの方針で。ここからさらにどれだけ稼げるか。
コメントを残す